『ソフトカツゲン』がネットで話題に?色や味は?他の北海道限定は?
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9月11日に日本テレビ系列朝の情報番組『ZIP!』で『ソフトカツゲン』が紹介されネットで話題となっていますね。
『カツゲン』について調べてみましたよ!
カツゲンとは?
『カツゲン』とは、MEGMILK(旧・雪印乳業)が北海道限定で販売している乳酸菌飲料で正式な商品名は『ソフトカツゲン』と言います。
酸味と甘味を組み合わせた濃厚な味わいで、マミーやヤクルトに似ているという人もいるが明らかに何かが違います。
販売形態は、発売当初は瓶でしたが今では紙パックで販売されており、サイズは1000ml、500ml、300ml、180mlの4種類です。
カツゲンの由来は?
爽やかな香りと味わいとは裏腹に、意味不明な名称ですよね?
何かの略称かと思い調べてみました。
『カツゲン』の由来は、前身の『カツモト』という飲み物からきているそうです。
この『カツモト』は、戦時中に傷病兵や軍需工場の作業従事者の給水や栄養を補うために開発・生産されました。
『カツモト』は漢字で『活素』と称し、『活』→『勝つ』、『素』→『牛乳の素』という意味でした。

そして、戦後10年以上経った1956年に雪印乳業(現・MEGMILK)が北海道で『カツモト』にインスパイアされて『活源』を開発・販売しました。
そして1979年に名称を『ソフトカツゲン』とし、風味も薄く飲みやすいさっぱりとした味に切り替え一般ウケする商品に変更されました。
なぜ北海道だったのかと言うと、当時急速に販路を拡大していたヤクルトがまだ未上陸だった事から先手を打ってシェアを確保する為だった様です。
先手を打ったかいあり、ヤクルトが広まる前にカツゲンが北海道では定着し作戦は成功。
今では北海道で『ソフトカツゲン』と言えば知らぬ人が居ない位でコンビニからスーパーまでどこでも手に入る馴染みの飲み物となりました。

カツゲンパン、カツゲンアイス、カツゲンソフトキャンディなど亜種のラインナップもかなりのモノです。
色や味は?

前述もしましたが、味わいは乳酸菌飲料によくある味です。色は肌色というかクリームがかった色というかヤクルトやビックルのカラーそのままです(笑)
ヤクルトの対抗馬として作られたので、その辺を想像してください。
しかし、ヤクルトとは全く同じ味では無いので機会があったら試して下さい!
他にあるメジャーな北海道限定商品は?

◆ガラナ飲料◆
これはコカ・コーラに対抗する為、全国区で販売されていましたコーラの製造が他の都府県に比べ遅かった北海道ではコーラ飲料より一足先に普及し今でも根強い人気を誇る商品です。
ちょっと薬くさ~い味のする飲み物ですが「だが、それがいい」という人も居るんですよね。私は飲んだ事があるけどチョット苦手です(笑)

◆サッポロクラシックビール◆
これも北海道限定ビールですね。
麦芽100%のビールで、当然の事ながら北海道の工場で生産されています。
北海道へ出張に来たら必ず沢山買って帰ってくる人を沢山見ます。

◆やきそば弁当◆
東北地域では『やきそばバゴォーン!』という名称でも販売されています。食べ比べをしてみましたが、どちらも一緒。
それもそのハズ、製造元が一緒ですからね。
確かスープが中華スープかわかめスープっていうだけの違いだったハズ。

◆リボンシトロン・リボンナポリン◆
リボンシトロンは、1909年にサッポロビールの前身である大日本麦酒によりレモン風味の炭酸飲料『シトロン』として発売(シトロンは柑橘類の一種の名称)
1915年に『リボンシトロン』と改称して現在に至ります。
古くからあるサイダーの中ではやや弱めの炭酸で、マイルドな味が特徴です。
ちなみに『ナポリン』は発売当初ブラッドオレンジを原料に使用していたので、 地中海を代表する果実という事でイタリアの都市『ナポリ』にちなんで『ナポリン』と命名されたようです。

◆ビタミンカステーラ◆
『ビタミンカステーラ』は第一次世界大戦が終結した頃、食料不足の切り札として考案されました。
大正10年農家のおやつとして登場し、田植えや稲刈りの農繁期には『ビタミンカステーラ』を買い求める人たちであふれ出来上がるのを待ってトラックで持っていく人もいたとか・・・
日持ちがする様に小麦粉の量を増やし卵も砂糖も減らし水分を調整し、学校給食用に使われていたビタミンB1とB2を入れるなど工夫が凝らされています。
名前の由来のビタミンはココから来ているんですね!
触感は長崎カステラの『しっとり』とは違い口の中の水分を程よく吸い取られる『ややパサパサ』感は否めないです。
しかし、それを補うが如く牛乳という伝家の宝刀をぶち込んだら・・・もう最高です!
どうですか?
日本人は比較的『限定商品』というフレーズに弱いと言われていますが、更に『北海道』なんてつくとリゾート気分で買わずには居られないんでしょうかね?
地域差はあると思いますが、上記の商品は万人受けするものばかりなのがヒットの理由なんだと思います。
機会があれば是非ご賞味を♪
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管理人 | 2014年09月01日
どさんこまま | 2014年08月28日